Apple Watch(アップルウォッチ)を使っていると、「防水ロックって本当に必要なの?」「防水ロックをしないとどうなるの?」と気になる場面、ありますよね。特に手洗いや雨の中、ちょっとしたお風呂上がりなど、意外と水に触れるシーンは多いものです。
この記事では、防水ロックとはそもそも何なのか、その仕組みや使い方、そして水抜きの重要性まで、わかりやすく丁寧に解説していきます!
「うっかり防水ロックを忘れたまま濡れてしまった…」「どのタイミングで解除すればいいの?」といったお悩みにもしっかり対応。さらに、Apple Watchのやり方操作方法だけでなく、耐水と防水の違いなど、意外と知られていないポイントについても触れていきます。
日常でよくある手洗いのシーンから、注意が必要なお風呂やプールまで、使い方を理解しておけば安心です!
これからApple Watchをもっと快適に、安全に使いたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
- 防水ロックの仕組みと水抜き機能について理解できる
- 防水ロックのやり方と解除方法を知ることができる
- 防水ロックをしないとどうなるかや忘れたときの対処法がわかる
- 耐水と防水の違いや使用シーンの注意点を把握できる



Apple Watchの防水ロックをしないとどうなる?仕組みややり方を解説

- 防水ロックとは?仕組みや水抜きとの関係を解説
- 防水ロックのやり方と解除方法
- 防水ロックしないとどうなる?忘れた時のリスク
- 防水ロックを忘れた時の対処法
- 防水ロックを使うべきシーン 手洗いやお風呂は?
防水ロックとは?仕組みや水抜きとの関係を解説

Apple Watchの「防水ロック」とは、タッチ操作を一時的に無効化し、水中や水回りでも安全に使えるようにするための誤操作防止機能です。これを有効にすることで、プール、シャワー、雨の日のランニングといったシーンでも、Apple Watchを安心して装着していられるようになります!
Apple Watchはシリーズ2以降から耐水性能が向上しており、水泳のようなワークアウトにも対応しています。しかし、水に濡れた状態では、タッチパネルが水滴に反応してしまうことがあるため、「意図しないアプリの起動」「ワークアウトの誤終了」など、操作トラブルが起こりがちです。
こうした問題を防ぐのが、防水ロックの役目です。機能をオンにすると、Apple Watchのタッチスクリーンがロックされ、画面に何が触れても反応しなくなります。この間はサイドボタンやDigital Crownも一部動作が制限されるため、まさに「完全ロック状態」となります。
ここで注目したいのが、防水ロックの“仕組み”です。ただロックするだけではなく、「水抜き」機能と連動している点が、Appleらしい工夫なんです!
防水ロックの基本的な仕組みは2つ!
機能名 | 内容 |
---|---|
画面ロック | 水滴や衣類の接触による誤操作を防止。画面はタッチ無効化されます。 |
水抜き | ロック解除時にスピーカーから音を出し、水を外に押し出す排水機能が作動します。 |
ロックを解除する際には、Apple Watchの側面にあるDigital Crownを長押しすることで「スピーカーからビビビッと音が鳴り」、スピーカーに入り込んだ水を吹き飛ばすようにして排出してくれます。この仕組みがあることで、音質の劣化や内部の水残りによる故障リスクを大幅に減らすことができるのです。
この機能は、Apple Watch Ultraシリーズのようなダイビング対応モデルでは、スキューバダイビングを開始したときに自動でオンになります。それ以外のモデルでも、スイミングなどのワークアウトを始めると自動で有効になる場合がありますが、念のため手動でもオンにしておくと安心です。
このように、防水ロックはApple Watchを物理的に「守る」機能であると同時に、誤操作による情報ロスやワークアウト記録ミスを防ぐ便利なサポート機能でもあります。
だからこそ、水に触れる可能性がある場面では、事前にしっかり防水ロックをオンにしておくことが大切です!
防水ロックのやり方と解除方法
Apple Watchの「防水ロック」は、操作方法がとても直感的でわかりやすく、機械が苦手な方でもすぐに使いこなせる機能です。しかも、日常のちょっとした水濡れからもしっかり保護してくれる頼れる存在! ここでは、防水ロックの設定方法から解除まで、すべての流れをわかりやすく解説していきます。
■ 防水ロックの設定方法(オンにする)
防水ロックをオンにする手順は以下の通りです。まずはApple Watchのコントロールセンターを開くところから始めましょう。
【設定手順】
- Apple Watchのサイドボタンを1回押してコントロールセンターを表示
※watchOS 9以前では、画面下部を長押し→上にスワイプで開く仕様です。 - アイコン一覧の中から、水滴マークのアイコン(防水ロック)をタップ
- 画面上部に水滴のアイコンが表示されれば、防水ロックは有効になっています!

このように、操作はたったの2〜3ステップで完了します。とても簡単ですね!
また、スイミングなどのワークアウトを開始すると、自動的に防水ロックがオンになるケースもあります。特にApple Watch Ultraシリーズや最新のSeriesモデルでは、この自動検知がより賢くなっています。
しかし、自動でオンになるとはいえ、誤検知や反応しない場面もあるため、できるだけ手動で確認・設定することをおすすめします。
■ 防水ロックの解除方法(オフにする)
防水ロックを解除する際には、Apple Watchに内蔵された水抜き機能が働きます。これがまたよくできていて、スピーカーに溜まった水分を「音の振動」で外へ押し出してくれるんです!
【解除手順】
- Apple Watchの側面にあるDigital Crown(丸いダイヤル)を長押し
- 画面に「ロック解除」と表示され、連続したアラート音が数秒間鳴ります
- この音とともに、スピーカーの穴から水が排出される仕組みになっています

ちなみに、watchOSのバージョンが8以前の場合は、長押しではなく「Digital Crownを回す」操作になるので、自分のバージョンをあらかじめ確認しておくと安心です。
解除時の水抜き音は意外と大きめなので、例えば静かな図書館や電車の中などで行うとちょっと気まずいかもしれません。解除はできるだけ人が少ない場所や、自宅の洗面所などで行うのがベターです。
■ 補足:防水ロックが解除できないときの対処法
まれにですが、Digital Crownを押しても反応しない、解除画面が表示されないといった不具合が起きることもあります。そんなときは以下を試してみてください。
- Crownが汚れていないか確認し、軽く水で洗ってみる
- Apple Watchを再起動する
- watchOSのアップデートを確認する
■ 補足:水抜きを行っても音が変なときは?
まれに、水抜き操作をしてもスピーカーの音がこもったままだったり、小さく聞こえると感じることがあります。その場合は、以下を試してみてください。
- もう一度水抜きを行う(再実行は可能です)
- Apple Watchを柔らかいタオルでやさしく拭く
- スピーカー部分を下に向けて軽く振る(振りすぎに注意!)
- しばらく自然乾燥させる(風通しの良い場所で)
これらを試しても改善しない場合は、Appleのサポートに相談するのが確実です。
防水ロックしないとどうなる?忘れた時のリスク

Apple Watchを日常的に使っていると、うっかり防水ロックを忘れたまま水に触れてしまうこともありますよね。でもそのまま使い続けてしまうと、実は思わぬトラブルにつながることがあります。防水ロックは単なる補助機能ではなく、Apple Watchを長く安全に使うための「守りの要」なんです!
まず注目したいのは、Apple Watchの画面が「水滴にも反応する」という点です。これは静電容量式のタッチスクリーンの特性で、指だけでなく水滴や服のスレでも反応してしまうことがあります。防水ロックをオンにしていない状態では、そうした想定外の接触によって、以下のような問題が起こるリスクがあります。
■ 防水ロックをしないことで発生する主なトラブル
トラブル内容 | 説明 |
---|---|
アプリの誤起動 | 水滴が画面に触れていると、勝手にアプリが立ち上がることがあります。 |
ワークアウトの記録ミス | 記録中に停止・再開が繰り返されたり、途中で終了されてしまうことも。 |
音質の劣化 | スピーカー部分に水が入ると音がこもったようになり、聞き取りにくくなることがあります。 |
内部パーツの劣化 | 水が内部に残ったままだと、経年劣化が早まる可能性もあります。 |
一見すると「ちょっと不便なくらいかな?」と思われがちですが、何度も繰り返される誤作動や水の浸入は、確実にApple Watchの寿命を縮めます。 特にスピーカーから音が出にくくなったり、バイブレーションが弱まるといった症状が出てしまうと、日常の通知確認にも支障が出てしまいます。
そしてもう一つ重要なのが、「Apple Watchは完全防水ではない」ということ。Appleの公式サイトでも明言されているように、Apple Watchは防水ではなく“耐水”設計です。つまり、「ある程度の水圧や飛沫には耐えるけれど、長時間の浸水や高圧の水流には弱い」ということを理解しておく必要があります。
■ 防水ロックを忘れやすいシーン例
- 手を洗う時や食器洗いのとき
- 急な雨に打たれたとき
- 子どもと水遊びをしているとき
- スイミングを始めた直後(自動設定に気づかない場合)
こういった“なんとなく濡れるシーン”こそ、防水ロックを忘れやすいポイントです。でも、まさにこのときにトラブルが起こりやすいんです!
■ 防水ロックを忘れないためのちょっとした工夫
- コントロールセンターに「防水ロック」を常に表示しておく
- 水場に入る前に「防水ロック」のアイコンを確認する習慣をつける
- プールや風呂場に入る前に、通知設定や画面チェックをする
こういった簡単なひと手間を習慣づけるだけでも、リスクを大幅に減らせます!
つまり、防水ロックを忘れることは「ちょっと面倒」ではなく、「Apple Watchの寿命を縮めてしまうかもしれない行動」なんです。日々のちょっとしたシーンでも忘れずに活用して、大切なApple Watchをしっかり守っていきましょう!
防水ロックを忘れた時の対処法

Apple Watchを装着したまま水に触れてしまい、「あっ、防水ロックを忘れてた…!」と気づいた経験、ありませんか?慌ててしまいがちですが、落ち着いて正しく対処すれば、ダメージを最小限に抑えることができます。ここでは、防水ロックをオンにし忘れて水に濡れてしまった場合の対処法を、わかりやすくご紹介します!
■ まずはすぐに水濡れをチェック&軽く拭く
防水ロックを使わずに濡れてしまった場合、最初にやるべきことは水滴をすぐに拭き取ることです。特にスピーカーやマイクの穴、Digital Crownまわりは、水がたまりやすいため、柔らかい乾いた布やタオルでやさしく押さえるようにして拭き取ってください。
【ポイント】
- ティッシュではなく、繊維が残らないクロスが理想
- 押し付けすぎず、軽く水分を吸い取るイメージで
- 画面やボタンの隙間に水が入っていないかもチェック
■ 水抜き機能を手動で実行してみる
Apple Watchは防水ロックをオンにしていなかった場合でも、水抜き機能だけを手動で発動することが可能です。水が入ったまま放置してしまうと、スピーカーの音がこもったり、内部パーツに悪影響を及ぼすこともあるため、早めに水抜き処理を行いましょう。
【水抜き手順】
- コントロールセンターを開いて防水ロックをオンにする
- すぐにDigital Crownを長押ししてロック解除(=水抜きが作動)
- 音が鳴り、スピーカーから水が押し出される
※watchOS 8以前ではDigital Crownを回す操作です
「防水ロックを使っていなかったのに、いまオンにするの?」と不思議に思うかもしれませんが、この方法でも排水処理はしっかり機能します。音が鳴る場所では、周囲の環境にも少し配慮して実行しましょう!
■ 音の異常や動作不良がないか確認する
水抜き後は、Apple Watchに異常がないかを念入りにチェックしましょう。特に以下のポイントは見落とさないようにしたいところです。
【チェックすべき症状】
- 通知音や通話音が聞こえにくくなっていないか
- Digital Crownやボタンの動きが固くないか
- タッチ操作に反応しにくくなっていないか
- 画面内部に水滴や曇りがないか
もし違和感がある場合は、電源を切ってしばらく自然乾燥させるのも効果的です。風通しの良い場所に置き、24時間程度様子を見てから再度起動するのが安心です。
■ 状況によってはAppleサポートへの相談も
しっかり乾燥させても音がこもる、通知が来ないなどの症状が続く場合には、Appleのサポートセンターに相談するのがベストな選択肢です。自己判断で分解や修理を試みるのは故障を悪化させる原因になるため、専門スタッフのアドバイスを受けましょう。
【相談前に準備しておくとスムーズ】
- 購入日や保証の有無を確認しておく
- Apple WatchのモデルとwatchOSのバージョンをメモしておく
- 状況をできるだけ詳しく説明できるようにしておく
このように、防水ロックを忘れてしまったときでも、焦らず正しく対処すればトラブルを防げるケースはたくさんあります!今後に備えて、水に入る前にはロックの確認を習慣化するのが一番の予防策です。
Apple Watchを長く快適に使うためにも、毎日のちょっとした意識がとても大切ですね!
防水ロックを使うべきシーン 手洗いやお風呂は?

Apple Watchは日常生活のさまざまな場面で活躍してくれる便利なデバイスですが、「水がかかる場面で防水ロックは必要なの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。特に、手洗いやお風呂のシーンで防水ロックを使うべきかどうかは、よくある悩みの一つです。
実際、防水ロックを使った方が安心できるシーンはたくさんあります。ここでは、具体的な場面とその理由をわかりやすくご紹介していきます!
■ 防水ロックを使うべき代表的なシーン
シーン | 防水ロック推奨度 | 使用理由 |
---|---|---|
手洗い | ★★★☆☆ | 水滴による誤作動を防ぎ、スピーカーの水濡れもケアできる |
料理・洗い物 | ★★★★☆ | 水しぶき+洗剤の跳ね返りに備えるためにもロック推奨 |
雨の中の外出 | ★★★★☆ | 雨粒による誤タッチや通知の誤反応を防ぐために便利 |
プール・水泳 | ★★★★★ | 水中での操作誤作動を完全に防止。ワークアウト記録を守る |
シャワー | ★★☆☆☆ | 水圧が高い場合や誤動作防止のために状況によっては使用。ただし非推奨な場面も |
お風呂・サウナ | ☆☆☆☆☆ | 使用自体が推奨されていないため、防水ロックの前にApple Watchを外すべき |
このように、シーンによって防水ロックの使用推奨度には差があります。「防水=お風呂もOK」と思い込んでしまうのは大きな誤解なので、注意が必要です。
■ 手洗いのときはどうする?
手洗い中は、どうしても水がApple Watchにかかってしまいますよね。最近では衛生意識の高まりもあり、外出先で頻繁に手洗いする方も多くなりました。そのたびに画面が勝手に反応してしまうと、通知が消えたり、文字盤が切り替わってしまったりしてストレスになることも。
このようなトラブルを防ぐためにも、手洗い前にサクッと防水ロックをオンにするのがおすすめです。コントロールセンターからワンタップで設定できるため、面倒な操作は不要。わずか数秒で誤操作を回避できます!
また、手洗いが終わったら防水ロックを解除することで、スピーカーの中に入り込んだ水を自動で排出してくれるので、音質劣化の予防にもつながるというメリットがあります。
■ お風呂やシャワーはどうなの?
一方で、お風呂の場面では少し注意が必要です。Appleは公式に「Apple Watchを入浴中に使うことは推奨していません」と明記しています。高温の水やスチームは内部の耐水シールに悪影響を与える可能性があり、長く使う上でのリスクとなってしまいます。
シャワーについても、水圧が高すぎたり、温度が熱すぎたりすると、想定された耐水性能を超えてしまうことがあります。シャンプーや石鹸がつくと、パーツを劣化させる恐れもあるため、基本的には外して使う方が安心です。
ただし、「どうしても装着したままシャワーを浴びたい」という場合は、せめて防水ロックをオンにして誤作動だけでも防ぐといった工夫をするとよいでしょう。
このように、防水ロックは「水からApple Watchを守る」という役割に加えて、「誤作動を防ぐ」「スピーカーをケアする」など多くのメリットがあります。特に手洗いや料理など、日常のちょっとしたシーンでこそ積極的に活用したい機能ですね!
日々の習慣にうまく取り入れれば、Apple Watchをより快適に、そして長く使い続けることができますよ!
Apple Watchの防水ロックをしないとどうなる?やり方やおすすめグッズ

- Apple Watchの防水性能とは
- 耐水と防水の違いを知ろう
- アップルウォッチ用防水グッズを紹介!
- Apple Watchは防水ロックしないとどうなるのかについて総括
Apple Watchの防水性能とは

Apple Watchは見た目のスタイリッシュさだけでなく、水に対する強さも大きな魅力の一つです。「本当に水に濡れても大丈夫なの?」と不安に感じる方も多いかもしれませんが、モデルによって異なるものの、Apple Watchは高い耐水性能を備えています。ただし、どのモデルも「完全防水」ではなく、あくまで「耐水」であるという点をしっかり理解しておくことが大切です。
まず、Apple Watchの防水(耐水)性能は、国際規格であるISO規格やIPコードなどの基準に基づいて設計されています。Apple公式の案内では、シリーズごとに以下のような耐水性能が設定されています。
■ モデル別の耐水仕様
Apple Watchモデル | 耐水性能(公式情報) |
---|---|
Series 1以前 | 生活防水レベル(手洗いや雨程度) |
Series 2〜Series 7 | ISO規格22810:2010準拠。最大50メートルの耐水性能(水泳などに対応) |
Series 8 / SE(第2世代) | 最大50メートルの耐水性能+防塵性能(IP6X) |
Apple Watch Ultra(1・2) | 最大100メートルの耐水性能+水深40mまでのレクリエーショナル・スキューバ対応(EN13319準拠) |
このように、シリーズが新しくなるほど耐水性能も向上しています。特にApple Watch Ultraは、水深のあるダイビングやマリンスポーツにまで対応しているのが特徴です!
ただし、ここで気をつけたいのが、「耐水=どんな水環境でも完全に安全」というわけではない点です。Appleは公式に、以下のような状況では使用を避けるよう案内しています。
■ 使用を避けた方がよい水環境
- 高速で流れる水(シャワーの水圧や水鉄砲など)
- 温水、蒸気の多い場所(サウナ・熱めの風呂)
- シャンプーや石鹸、水以外の液体が混じる水
- 潮水(海水)が長時間付着する状態
特にお風呂での使用については誤解されやすいですが、湯温が高かったりシャンプーや入浴剤があると、耐水性に悪影響を及ぼす可能性があるため、基本的には避けた方が安心です。
さらに、防水性能は時間の経過とともに劣化することがあります。日々の衝撃や温度変化、化学物質との接触などによって、シーリング部分が弱くなっていくため、数年使っていると新品時よりも水への耐性が落ちていることもあるのです。
■ 耐水性能を保つためのポイント
- 落下や衝撃に注意する(ケースやガラスが破損すると耐水性も損なわれます)
- 海水やプール後は水でしっかり洗い流す
- 本体のひび割れや変形が見られたら、使用を控える
- 長期間使っている場合は、水場での使用に過信しない
このように、Apple Watchは水に強いとはいえ、万能ではありません。防水ロック機能なども上手に活用しながら、水場でのトラブルを防ぐことが大切です。
日常の手洗いや運動時の汗程度であれば、心配せずに使えるのがApple Watchの安心感。とはいえ、「大丈夫だろう」と油断せず、使用シーンに合わせて注意していきたいですね!
耐水と防水の違いを知ろう

「防水」と「耐水」、似ているようで実は意味がまったく異なるこの2つの言葉。Apple Watchの仕様を見ていると「耐水性能あり」と記載されていることが多いのですが、「防水じゃないの?」と疑問に感じたことはありませんか?ここでは、その違いをわかりやすく丁寧に解説していきます!
■ 耐水と防水の意味の違い
用語 | 意味 |
---|---|
耐水 | 一定の条件下で水に耐えることができる性能。完全に水を防げるわけではない。 |
防水 | 水の侵入を完全に防ぐ性能。密閉構造で長時間の水没にも対応できる。 |
このように、「耐水」は“水が多少かかっても大丈夫”というレベルであり、ある程度の水圧・時間・温度などの条件が限られているのがポイントです。一方で「防水」は“水が入らないよう完全に設計されている”状態を指し、主にプロ仕様の機器や特殊な電子機器などで見かけます。
Apple Watchの場合、どのモデルであっても「防水」ではなく「耐水」とされています。つまり、「生活防水レベルを超える使い方」には注意が必要だということです。
■ Apple Watchの「耐水」はどのくらい?
Appleが公式に示している基準では、たとえばApple Watch Series 2以降は「水深50メートルの耐水性能がある」とされています。これはあくまで「静かな水中での使用(=プールなど)」を想定しており、高速の水流や温水、化学物質を含んだ水などには対応していません。
想定されていない環境では、Apple Watchの内部に微細な水分が入り込み、時間をかけてパーツを傷める可能性があります。
■ 用途に合わせた正しい理解が大切!
ここで重要なのは、「耐水だから大丈夫」と過信しないことです。特に以下のような誤解には注意が必要です。
- 「水泳できる=お風呂も大丈夫」→高温水はNGです!
- 「海でも使える」→潮水の塩分や砂は内部に悪影響を与える恐れあり!
- 「防水ケースがあるから無敵」→ケースも劣化します。過信は禁物です。
Apple Watchを長く快適に使うためには、「耐水」と「防水」の違いを正しく理解し、シーンに合った使い方を心がけることがとても大切です。
水に強いことは間違いありませんが、それはあくまで“適切な環境と条件の中で”という前提つき。大切なデバイスを守るためにも、ぜひ日頃からこの違いを意識して使っていきましょう!
アップルウォッチ用防水グッズを紹介!

Apple Watchには標準で耐水性能が備わっていますが、さらに安心して水場で使いたい!という方におすすめなのが「防水グッズ」の活用です。特に海やお風呂、サウナといったApple Watchの“想定外の環境”では、防水グッズを使うことで故障リスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、初心者でも使いやすく、実用性の高い防水グッズを目的別に紹介していきます!
■ 防水カバー・防水ケース
Apple Watchを丸ごと覆ってくれる防水カバーやハードケースは、水の侵入だけでなく傷や衝撃からも保護してくれる頼もしいアイテムです。日常使いというよりは、海水浴やアウトドア、登山などの“過酷な環境”での使用に向いています。
【おすすめの使い方】
- 海や川遊び、マリンスポーツ時
- 雨の日のランニングや登山
- 工事現場などのホコリ・水が多い環境
【選び方のポイント】
- IP68等級など、防水防塵性能の表示があるもの
- タッチ操作やセンサーがそのまま使える設計
- バンドを外さずに装着できるタイプが便利



■ 防水用スクリーン保護フィルム
Apple Watchのディスプレイ部分だけを保護したいなら、防水・防滴対応の保護フィルムもおすすめです。特に日常生活の中での軽い水濡れ(手洗い・汗・雨)対策にはこれで十分なケースもあります。
【注目ポイント】
- 傷防止+撥水加工がされているものが便利
- 画面の感度や鮮明さが落ちにくい製品を選ぶ
- 気泡が入りにくい貼り付け方式が人気!

■ バンド交換でさらに快適に!
意外と見落としがちなのがバンド素材の選び方です。水に濡れるシーンでは、レザーや布製バンドは避けたほうがベター。水を吸ってしまい乾きにくくなるだけでなく、カビやニオイの原因にもなります。
【水に強いバンド素材の例】
素材 | 特徴と使いやすさ |
---|---|
フルオロエラストマー(シリコン) | Apple純正スポーツバンドにも採用。汗・水に強く、お手入れ簡単。 |
ナイロン製のスポーツループ | 通気性が良く、軽量。乾きも早い。洗って使えるタイプもあり。 |
金属製メッシュ(ステンレス) | おしゃれと実用性を両立。水に強いが、塩分などには注意が必要。 |

■ 風呂・サウナに持ち込みたい人向けの注意点
「どうしてもお風呂でApple Watchを使いたい…」という方もいるかもしれませんが、高温・高湿環境はApple公式でも非推奨です。そのため、自己責任の範囲にはなりますが、シリコンカバー+フルカバーケース+防水フィルムといった「三重防御」をしておくと多少のリスク回避にはつながります。
それでも長時間の使用は避け、使用後はしっかり乾燥させておくことが大切です!
■ グッズは補助、安全第一で!
防水グッズはApple Watchの寿命を延ばし、より自由な使い方を可能にしてくれるサポートアイテムです。ただし、どれだけ高性能なグッズを使っても、「完全防水」になるわけではないという点は忘れずに。
水のある環境でApple Watchを使うなら、
- 防水ロックを忘れずにオン
- 使用後は必ず水抜き
- こまめに乾燥・清掃
この3ステップを習慣づけることもあわせて意識しましょう!
お気に入りの防水グッズを見つけて、Apple Watchとの生活をもっと快適に楽しんでくださいね!
Apple Watchの防水ロックのやり方やロックしないとどうなるかについて総括
記事のポイントをまとめます。
- 防水ロックは水中や水回りでの誤操作を防ぐ機能である
- 防水ロックをオンにするとタッチ操作が無効になる
- ロック解除時にスピーカーから水を排出する水抜き機能が作動する
- Digital Crownの長押しまたは回転でロックを解除できる
- 防水ロックを忘れるとアプリの誤起動や記録ミスが起こる
- スピーカーに水が入り音がこもるリスクがある
- 内部に水が残るとパーツの劣化が早まる可能性がある
- Apple Watchは防水ではなく耐水仕様である
- 高温や高圧の水にさらされると故障リスクが高まる
- 手洗いや料理中も防水ロックを活用すると安心できる
- お風呂やサウナでは使用自体が非推奨となっている
- 水抜き音は大きめなので静かな場所での使用は避けた方が良い
- 自動でロックがオンになるが、手動確認が確実である
- バンドやケースなど防水対応アクセサリーの活用も有効
- 防水ロックと併せて乾燥・清掃の習慣も大切である
ご覧いただきありがとうございました。
コメント